井塚梨子、私の韓国でのストーリー

私は小学生の時におばあちゃんの影響で韓国ドラマを見ていてそのドラマに出ていたのが少女時代のユナでした。それがきっかけで少女時代がちょうど日本デビューしたころから少女時代のファンになり次第にKPOP,そして韓国自体に興味を持つようになりました。

小4から少女時代を好きになり中学生に入ってもずっと好きでいつからか、”私が好きな人たちが話す言語くらい聞き取れるようになりたい!”と思うようになり韓国語が分からないのが悔しいし話せるようになりたい!と強く思うようになりました。

でもその頃は自分で本を買って単語を覚えたりする程度で가나다라を書いたり簡単な挨拶が言える程度でした。 でも高校生になってからもずっと韓国や韓国語に興味があり本格的に勉強をしたい!と思ってお母さんと調べてるうちに家から遠くない溝の口に文先生の韓国語教室があることを知りました。

モヤモヤさまぁずにも出演なさってて信頼感もあるし、ここに体験に行ってみたい!とお母さんと一緒に行くことになり通うようになりました。

文先生は初めて会った時から気さくでとても優しい方だったのが印象的です!(笑)歌をたくさん歌ってくれました。私は通うことになり、初めはまだなんもできないからとっても簡単な基本のフレーズの練習や私の大好きな少女時代を始めとするKPOPの歌で韓国語を覚えるようにしていました。

まるまる一曲を暗記して知らない単語は先生に意味を聞いて分析して…そんな風にしていました。次第に少しずつ韓国語に慣れてくると文先生と韓国語のみのフリートークをするようになりました。それでもまだ実力が全然不足していたので分からない単語や表現の仕方などは先生に聞いたり直してもらったりしながら少しずつ上達していきました。

そして私はもともと小さい頃からCAに憧れていてCAになりたい!と思っていました。それと同時に、私の大好きな韓国語を使いながら働きたい!と思うようになり韓国の航空会社への憧れが強くなり高校卒業後韓国の大学へ進学することが私の目標になりました。しかし韓国の大学で航空科はどこもレベルが高いと知りとても不安な気持ちが大きかったです。

でもそんなとき、文先生がリコちゃんならできる!大丈夫!といつも背中を押してくださったおかげで憧れだった仁荷工業専門大学の航空運航科に合格することができました。合格通知を受けた時は本当に夢のようで涙が溢れました。家族や友達だけでなく文先生もとっても喜んでくださり私もとても嬉しかったのを今でも覚えています。

韓国での生活が始まり、友達もすぐにできホームシックや鬱になったりなどは全くなくとても充実した生活を送っていましたが授業について行くのが難しいこともそうですがそれよりも周りの子たちがみんな美しくて劣等感を感じるようになっていました。そのせいで少しメンタル的に辛いときもありましたが人間環境に恵まれ2年間の大学生活を楽しく送りました。

私の大学は二年制なので今年の二月に大学卒業後、コロナのせいで航空業界に募集がなく日本に戻るか韓国に残るか少し迷いましたがせっかく韓国語も上達し韓国で大学を卒業したのに日本に戻るのがもったいないし悔しくて韓国で就活をすることに決めました。

高校卒業と同時に私を韓国に送り出し大学卒業後も韓国に残っていいといつも私も理解し応援してくれる家族、そして家族だけでなく今もずっと気にかけてくださり応援してくださる文先生にも感謝の気持ちでいっぱいです。 韓国で就活をするから面接も全て韓国語なのは当たり前だし初めての就活で大変だった部分もありましたが自分に合った良い会社に合格することができました。

しかしVISAの問題で合格取り消しと会社から連絡が来ました。頭が真っ白になりどうすればいいかも分からなかったけどとりあえず行動しなきゃ!と思い、色んな機関に電話をしなにか方法はないか探し回った結果、会社の協力もあり無事に予定通り入社することができました。

しかし入社から数ヶ月経った現在、求職VISAから就職VISAに変えなければならないのですが私が二年制の大学で航空科を卒業したのにマーケティングの仕事をしてるから専攻と職が合っていない、と出入国管理事務所からVISAの発行を断られてしまいました。会社が行政書士を雇い2回もトライをしてくださりましたが結果はどちらもダメでした。

ですが私は諦めていません!今回も文先生がたくさん協力してくださり色んな所に電話をかけて聞いてくださったりと本当に力になってくださいます。電話をした時に리코짱 힘내!(りこちゃん元気出してね!)の先生の一言で我慢していた涙が一気に溢れてしまいました。今でもずっと私の味方になり応援してくださる文先生は私の恩人です。

今もVISA取得の方法がないか調べている段階ですがやれることは全てやりたいと思っています。絶対にここで諦めたくありません! もちろん自分のためでもありますが日本からもいつも支えてくれる家族、文先生、友達のためにも私は全力で頑張ろうと思っています!